top of page

明けの明星



眠れない夜が明けて、朝5時に雨戸を開けると、

東の空に大きく美しく輝く星が一つ。

「明けの明星、金星だ!」

その輝きにうっとりと眺めていると、

一晩じゅう祈り願っていたことが、「必ず与えられる!」

と確信に変わっていった。

肉眼では、十字架状に光っていたのに、

写真をとると、あら、真ん丸!

そうよね、星は月のように丸いものね。

はたして、祈りは聞かれ、苦しみが嘘のように消えていったのです。

あの星は、神様のやさしい眼差しだったのかも。

bottom of page