深山さくらさんの新刊です。
山形県の羽黒第四小学校に、ひとりのおじさんから42年間にわたり、毎月手紙と共に、図書室用の本代が送られてきました。わずかの書籍しかなかった図書室は、楽しい本で溢れ、501通ものおじさんからの手紙は、きれいにファイリングされ、子どもたちを励まし続けます。
足長おじさんのように、なかなか正体を現さないおじさんですが、閉校になることを知ったおじさんは、ついに子どもたちに会いにきてくれます!
読み進めながら、羽黒第四小学校の子どもたちに寄り添い、おじさんにとても会いたくなっていく、優しさ溢れる素敵なノンフィクション物語。
読後、爽やかなおじさんと子どもたちの笑顔がいつまでも残り、どこに行っても頑張れ〜〜!とエールを送りたくなる一冊。
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