国分寺の子どもたちによるオペレッタ上演! ~ 澄んだ歌声が響きわたる!
- 光丘真理
- 4月10日
- 読了時間: 2分

4月5日 国分寺・ジュニア・ミュージック・シアター 20周年記念公演として、
♩ぼくらの武蔵国分寺~1200年前にタイムスリップ!~
が、いずみホールで 2回公演を開催いたしました。
なんと、このオペレッタの脚本をわたしが担当しました!
あらすじ
(プロローグ)奈良時代、聖武天皇は、災害や伝染病で苦しむ人々を救い、平和な世の中をつくるために、諸国に国分寺を建立するように命じました。
人々の「死にたくないよ、天子さま」という悲痛な歌声が響いてきます。
こうして、武蔵野台地にも国分寺ができました。
その国分寺跡を、現代の国分寺市の子どもたちが学芸員の案内の下、探索するというところから、物語は始まります。
国分寺は、太古から湧き水の流れる水の豊かな土地。
そこには、「玉造の小町」という絶世の美女が、重い皮膚病を、薬師如来のお使いの童子のお告げにより、湧き水の水で身を清めて癒されたという伝説が残っています。
その話を聴いた現代の子どもたちは、仁王門を越えると、1600年前にタイムスリップ!
昔の子どもたちと出会い、一緒にどんぐり拾いをしたりして遊び、仲良くなります。
ちょうどそのころ、玉造の小町が病をいやしに来ていることを知り、薬師如来のお告げを歌い、その通りにした小町は癒され、村人たちもみんな大喜び。
現代の子どもたちは、湧き水のおかげで、また仁王門あたりから現代へ帰ってきます。
(エピローグ)昔の人たちも現代の人たちも、みんな揃って手を繋ぎ、「繋がっていく命」の歌を大合唱。
脚本にぴったりの、実に悲しくも、切なくも、美しい、楽しい曲をつけてくださったのは、東京芸大准教授、オペラの作曲家でもいらっしゃる山田香先生。
音楽監督の庄司由美子先生の指導の下、子どもたちはすべての曲もセリフも、何度も何度も練習して、見事な完成度で演じ演奏してくれました。
20年間、次々とバトンタッチされていったジュニアミュージックシアターの子どもたちの笑顔と歌声。未来の国分寺の子どもたちへもずっとずっと繋がっていきますように!
国分寺の子どもたちによるオペレッタ上演!
~ 澄んだ歌声が響きわたる!
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