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「サード・プレイス」


ささきありさんが、子どもたちとのカタリバのお仕事の経験を生かして、心に響く群像劇を新刊として発表しました。

『サード・プレイス』(酒井以・絵  フレーベル館)

中高生の秘密基地 サプリガーデン。ここと出会って本当の自分を見つける4人の中学生。

サード・プレイスは、彼らに居場所を提供し、「これもあり、それもあり」だということを教えてくれる。

このサプリガーデンは、オアシスや唯一の場所というわけではなく、

あくまでも「サード・プレイス」。ここでそれぞれの生き方や、

これが自分でいいんだ、という安心を見つけて、

ファーストやセカンドに帰っていく。

だけど、いつでも来ていい場所、それが、『サード・プレイス』。

ああ、私が中学生の時、こんな場所があったらよかったのに!

思わず心で叫んだ。

この本が、きっと、読んだ子どもたちの『サード・プレイス』になるはず。

読後の余韻が今も残る逸品。

 
 
 

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